脂質抜きダイエットは要注意!?脂質は美肌に必要だった

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理想の素肌には、肌の細胞がイキイキと元気に育つ土台が必要です。その土台づくりに欠かせないのが、実は脂質!脂質というと高カロリーでダイエットの敵と思われる方も多いですが、実は美と健康になくてはならない大切なもの。

本日は脂質の重要性についてお伝えしたいと思います。

脂質と脂質代謝

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脂質や脂肪酸というワードで、”太ること”を連想する方も多いのではないでしょうか。しかし、脂質は、私たちの身体を作るうえで重要な物質です。

貯蔵脂質・構成脂質・循環脂質の3つからなる”脂質”のうち、”太ること”に関係しているのは、貯蔵脂質です。貯蔵脂質は脂質全体の約9割を占め、脂肪組織や肝細胞に存在しています。

皮膚に存在する構成脂質は、脂質全体の約7.5%ほどですが、特に重要な脂質です。残りの約2.5%である循環脂質は、リンパ液や血液中に存在しています。

脂質抜きの無理なダイエットを行い、肌荒れがひどくなったり、乾燥肌になったり、風邪をひきやすくなったり、月経不順になった経験がある方も多いと思いますが、これが脂質の重要性を顕著に現わしています。脂質は女性ホルモンや、細胞膜と関わりが深いため、脂質が不足すると上記のようなトラブルが起こります。

脂質の代謝

脂質同様に重要なのが、脂質の代謝です。

疲れや老化の影響を受けやすい脂質の代謝は、皮膚や細胞膜に直接影響を与え、細胞の老化につながります。

疲れが溜まったり、老化が進むと脂質の代謝が乱れ、免疫力が低下したり、肌のコンディションが悪くなったりと、脂質代謝の乱れの影響を実感します。

脂質不足・脂質代謝の乱れはどうすれば?

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脂質の不足や脂質代謝の乱れは、良質な脂質を補うことでアプローチすることができるそう。そこで良質な脂質にどのようなものがあるかをご紹介したいと思います。

積極的に摂取したい良質な脂質(油)2e8ac716e5a67106227f8ec3c2fe4896_s

DHA・EPA

イワシやまぐろなど、極寒な海や深海に棲む青魚に多く含まれる成分です。血液をサラサラにする効果や脳を活性化させる効果があると言われています。

EPAは、エイコサペンタエン酸の略で、血液を皿ササラにする効果があり、良質な脂質であるn-3系の脂肪酸の一つです。脂ののった旬の青魚に多く含まれています。まぐろでは、赤味よりトロのほうが多く含有しています。

DHAは、ドコサヘキサゴン酸の略で、脳を活性化させる効果があると言われ、こちらも良質な脂質であるn-3系の脂肪酸の一つです。

α‐リノレン酸

しそ油やえごま油など、最近ブームとなっている脂質。こちらもn-3系脂肪酸の一つです。体内では合成できない必須脂肪酸のひとつなので、食べ物から積極的に摂取したい脂質でもあります。亜麻やしそ、えごまなどに多く含まれ、α‐リノレン酸は、体内でEPAやDHAに分解され、血流改善や動脈硬化の予防につながると言われています。

オレイン酸

キャノーラ油・オリーブオイルなどに多く含まれるn-9系の不飽和脂肪酸で、動脈硬化や高血圧に良いとされています。参加しにくい油などの加熱調理などにも向いており、抗酸化作用に優れています。