爪は健康のバロメーター





夏はマニキュアやペディキュアなどネイルを楽しみたい時季ですが、意外に爪のトラブルに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
顔の印象以上に、見た目年齢に差がでるものに『手』がありますね。指先まで丁寧に、ケアの行き届いた手は若々しい印象を与えます。手の肌の質感でだいたいの年齢がわかるともいわれていますね。
水仕事やクレンジングやシャンプーの影響で、手荒れや乾燥などのトラブルを抱える方も多い割に、指先までケアできていない方も多いと思います。寝る前にハンドクリームを爪までしっかりとのばしてあげるだけでも、効果的ですよ!
心身のトラブルサインを見逃すな!ささくれと二枚爪の原因とケア方法
二枚爪の原因とケア方法
① たんぱく質・鉄分不足
爪はたんぱく質からできています。栄養バランスのとれていない食事を続けると、身体だけでなく爪にも悪影響が・・・。
爪が弱くなり、割れやすくなったり、爪の色も悪くなります。
また、鉄分不足は冷え症の原因となり、血行不良へとつながり、二枚爪になりやすくなります。
② 乾燥
水仕事やシャンプー、洗顔・手洗いなど手はつねに乾燥しやすい状態にあり、肌本来の潤い要素が奪われています。
さらささくれそうですが、乾燥は爪の大敵!オイルなどでしっかり爪を保湿するようにしましょう!
③ネイルのやりすぎ・爪切りの誤った使い方など
ネイルのリムーバーの刺激により、爪がうすくなった経験はありませんか?
爪がうすくなると、爪が割れやすくなったり、二枚爪になりやすくなります。また、切れ味の悪い爪切りの使用も同様。爪の先端に隙間ができてしまうと二枚爪になりやすくなるので、注意しておきましょう!
二枚爪のケア方法
二枚爪の原因となる乾燥やネイルのやりすぎ、栄養不足に気をつけることが二枚爪の予防につながります。
一度二枚爪になってしまうとなかなか治りにくくなり、広がってしまうこともあります。その場合はこまめに爪をきれいにカットするようにしましょう!痛みなどがある場合は、絆創膏などで保護をしてあげるとよいですよ。
軽度の場合は、乾燥対策を徹底しましょう!爪用のオイルやハンドクリームを使って爪をマッサージするように塗り込むようにするといいそうです。
ささくれの原因とケア方法
ささくれは、爪周辺の皮膚のトラブルで爪のまわりの皮膚が避けたり切れたりします。
出来てしまったささくれは、化膿してしまう可能性もあるので無理にひっぱってはがさないようにしましょう!
無理に皮をはがしたり、引っ張ったりを繰り返すと、さらに悪化させてしまします。
ささくれになる原因はさまざま。下記に主なものをまとめてみました。
- 手の乾燥
- 血行不良・栄養不足
- ネイルのリムーバーによる刺激
①手の乾燥
日常生活の中で手は乾燥しやすい環境におかれています。手は水仕事やシャンプー、いろいろなものに触れたり、また外気にもつねにさらされており、潤いを失いやすい部位です。
こまめにハンドクリーム・オイルを塗ったり、水仕事の際はゴム手袋などで手を守るようにしましょう!
②血行不良・栄養不足
運動不足など血行不良や体調不良もささくれの原因になることがあります。また、ビタミン類やミネラル不足もささくれができやすくなる原因です。特にビタミン類は皮膚を健康的に保つために必要不可欠なので積極的に摂取するとよいでしょう。
③ネイルのリムーバーによる刺激
ネイルケアの一環として、甘皮の除去をすることも多いと思いますが、これも刺激になります。またネイル用品のアルコールによる刺激や、リムーバーの刺激によってもささくれになることが多いようです。
ささくれのケア方法
① ささくれのカット:道具の消毒を忘れずに!
できてしまったささくれは、放っておくとささくれや傷が広がってしまうことがあります。
きちんと消毒を行ったネイルニッパーや眉用の小さなはさみなどを使い、ささくれをカットするようにしましょう。
傷や痛みがある場合は、絆創膏などで保護することが大切です。
② 軽度なささくれには保湿ケア
痛みや傷の小さい軽度なささくれは保湿ケアで保護するようにしましょう!
ハンドクリームやキューティクルオイルを使用して、爪を軽くマッサージするように塗り込むとより効果的ですよ♪